今年は「青の洞門」を掘削した禅海和尚の二五〇回忌に当たります。
禅海和尚に関する従来の史資料の記述を精査し、その真相に迫りたいと、
郷土史家の横山民幸氏が「青の洞門と禅海和尚の再検証」を上梓されました。

資料では鐵鎖渡(てつのくさりど)という淵に沿った危険な橋を歩いたとあるが、
荒瀬井堰が築かれる前は水深が浅く、岸に沿って河床を歩き淵の部分のみ橋を架けて渡ったのではないか、というのが横山氏の説です。
その説に沿って鐵鎖渡の想像図を描きました。後に禅海和尚の掘った洞門の入り口と明り取りの窓を付け加えた絵も下に並べています。

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